伴走者とは

伴走者

 伴走者に資格は必要ありません。マラソンが好きであれば誰でも伴走をすることができます。
 伴走ロープを持って走ることが難しそうと思うかもしれません。
 しかし、視覚障がいの選手はいつも伴走ロープを持って走っているので、初めての方でも腕振りを合わせてくれます。
 慣れてきたら少しずつ、伴走者が視覚障がいの選手に腕振りを合わせていきます。

 パラリンピックや世界選手権などの舞台で伴走をしていますが、伴走は仕事ではありません。
 平日は仕事をして、夜に自分ひとりでトレーニングを行っています。
 そして、週末になると、視覚障がいの選手の住む大阪に向かったり、合宿地で合流するなどして一緒に走っています。

 伴走は、心を合わせて走ること、お互いを信頼することが結果に繋がります。
 これからも選手と共に結果を出すために努力します。

伴走者の駆け引き


 ◇ 盲人マラソン伴走、一緒に勝負 中田崇志(上)【日本経済新聞 夕刊 2017/8/14掲載】

 ◇ 感覚に頼らずデータを駆使 中田崇志(中) 【日本経済新聞 夕刊 2017/8/15掲載】

 ◇ 傍流で培った独学の精神と独立心 中田崇志(下) 【日本経済新聞 夕刊 2017/8/16掲載】

 ◇ ランナーの心 声掛けで点火 伴走の第一人者・中田崇志さん ライバルとの駆け引き担う【日本経済新聞 朝刊 2017/5/30掲載】